「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」とは、有名なことわざです。できそうもないことでも、その気になってやり通せばできるということです。「お互いの人生の目標としたものを簡単に諦めてはいけない」と励ましていてくれるのだと思います。
毎年、人生選択のために多くの受験生たちが大学入学を目指して厳しい闘いをしています。依然と人気が高いのが、国公立と私立の医学部・医科大学ですが、毎回10万人ほどの受験生の内約8000人位の人しか合格できません。本当に狭き門なのですね。
この難関を突破して医学生になれる人たちは、人並み以上の努力を積み重ねて先のことわざのようにどんな障害も乗り越えて目標に向かって諦めることなく頑張ってきたのだと思います。まさに「為せばなる」です。感謝しなければなりません。
けれども、医師の道を求めてどんなに犠牲を払って命懸けで受験に取り組んでも夢適わない人たちが大半であることももう一つの現実です。挫折し諦めてしまわなければならない人たちが、「神も仏もあるもんか!」と、吐き捨てるように叫んでしまう心情も理解できます。そのような息子・娘であるならば親として一緒になって泣いてやるしかできないのかもしれません。
神がおられて私たち人間を愛しておられるとするならば、このような場合、どのように受けとめていったらよいのでしょうか。とても難しい問題だと思わされます。聖書の神は真実のお方です。人生のテーマについて真摯に考え一生懸命生きている人のことを知らないのではありません。その人の苦労、悲しみ、痛み、嘆き、涙をご存じなのです。
実は、極限に挑戦しながらなお一つの道が開かれないということは、人の将来の人生の最善を願っておられる神の御心とぴったりと一つにならなかったということです。別の神の最高のプランが必ずあるはずです。神が祝福される希望は私たちを欺くことはありません。もしかしたらその希望は今自分が描いているものとは異なるかもしれません。そうならば、今こそ勇気をもって新たな道を求めて立ち上がってください。まだあなたの人生は終わっていません。最善の道はこれからです。希望の実現を目指して前進しましょう。
「希望は失望に終わることはない。なぜなら、わたしたちに賜っている聖霊(神の霊)によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである」
